TeX & LaTeX Advent Calendar 2025の15日目です.
自分が普段のLaTeXファイルの編集に長いこと秀丸を使っていることは明らかでしょうが,AIのせいでVSCodeに浮気気味でもあります.
VSCodeのLaTeX用拡張といえばLaTeX Workshopという大物がいて,とりあえずインストールして使っています.まぁよくできていそうです(使いこなせていない).なんか.bibファイルの場所をkpsewhichでとってきてくれなかったりしていますけど……(なんで?)
ただ,祝鳥と比べるといろいろ違うのも事実.そりゃそうなんですが,祝鳥は自分が使いやすいようにしてきたので,それと比べれば自分にとってはちょっと使いにくい.とくにコンパイル関係はかなり違っています.まぁ慣れればというか使い方覚えればよいんでしょうが,ならば同じの作ってみればいいんじゃね? というわけで作ってみた.なおソース.
LaTeX Workshop自身のコンパイルと競合しないようにするために,LaTeX Workshopの設定でLatex-workshop > Latex > Auto Build: Run(latex-workshop.latex.autoBuild.run)をneverにしておきます.その上でインストールすると,.texなファイルを保存時にコンパイルが走るはずです.Ctrl + T -> Tでもコンパイルするはず.完全作りかけで,いろいろ設定項目とかもあるべきなのだけど,今のところ何もありません.次の機能が今のところあります.全て祝鳥にはある機能.
- 現在ソースファイルから親ファイルを推測する.(現在フォルダや親フォルダを検索し,今のファイルが
\includeなどされているかを調べる.) - 使っているドキュメントクラスからエンジンを決定.(jsarticleならplatex,uplatexオプションがあればuplatexなど.)
%#記法.また書き方変わるかもしれないけど現状はこんな感じなはず.%#! uplatex main.texとするとuplatex main.texを実行.%#!uplatexとコマンド名だけだとエンジンをuplatexに切り替え.(今は単に頭以外に空白があるかで上と分けています.)%#main main.tex:メインファイルをmain.texにする.%#bibtex pbibtex:bibtex用のコマンドを変更.makeindex,dvipdfmも同様.
- auxら変更を見ることでのコンパイル回数の推定.
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