2015年8月8日

パリの交通事情.大学は近いので普段は歩きだが,週末に出かけるときなんかは地下鉄かバス.地下鉄は便利で使うのも簡単で,しかもかなり頻繁に来る.10分待つことはまずない.ホームに来るまでの時間も書いてある.切符は一枚1.8ユーロで,10枚セットが8枚分のお値段で買うことができる.乗り換えれば大体どこでも行けるが,たまに乗り換えがやたら遠いことがるのはまぁ東京と似たようなもの.それと駅も車内もなんか汚い.駅はちょくちょく臭う.それと基本的にエレベータがないので,ベビーカーを持っている人は大変っぽい.

バスも色々なところを通っている.切符は地下鉄と同じやつ.バス車内でも買えるが2ユーロしたり乗り換えできなかったりと不便なので,地下鉄駅で10枚綴りを買っておいて数枚常に財布に入れている.後はNavigoというICカードもあって,これはチャージしておくと一定期間内定期券のように乗り放題になるというもの.パリの人はほぼこれで乗っているように見える.ちなみに僕は持っていない.

バスの方が綺麗で,更に家から駅よりもバス停の方が近いこともあって,割と使っている.一枚の切符で一時間半のうちならば乗り換えが可能.(地下鉄との乗り換えはできないっぽい.)乗り換えなので,どっかに行って逆向きに戻ってくるということはできないが,基本的には「同じ路線のバスに乗れない」というくらいの縛りっぽく,適当に経路を変更すると帰ってこれるのだと思う.頻度は地下鉄にはかなり劣る.更に時刻表通りに来るとは限らない(これはバスの宿命でもあるけど).たまに勝手に間引いたりされると,結構イライラすることもある.多くのバス停には次にくるまでの時間を表示する液晶などがあるのだが,表示されていないことも多いし,数字が増えたりもする.ただバスというと「どこで降りればいいかわからない」という不安がつきまとうことが多いのだが,パリのバスは次のバス停が車内に表示されるし,更に必ずそのバスの路線が全て書いてあるので,わからないことがまずない.この路線が全て書いてあるのはかなり便利.

使ったことはないのだが,自転車で移動している人も多い.といっても自分の自転車ではなくて,Velibという貸出システム.パリ市がやっているらしい.かなり多くの場所で借りられるので,使うと便利なのだろう.やはりこの手のは量が重要.使うにはNavigoが必要らしい.割とどこも交通量が多いのでこぐのも怖い気もするが,大きな道ならば自転車専用レーンもあるので,特に問題ないんだろうなきっと.自転車専用が道のど真ん中だったりもするけど.

0 件のコメント:

コメントを投稿

コメントの追加にはサードパーティーCookieの許可が必要です