2015年10月28日

ConTeXtで遊ぶ (1)

ConTeXtで遊んでいる.と言うわけで,遊んでみたことのメモ書き的なものを残す.ConTeXtが何かというのは例えばWikipediaを参照.日本語は残念な気分になりがちなので英語文書にする.バージョンで色々と変わると思うのだけど,手元で試しているのは次の通り.

>context --version

mtx-context     | ConTeXt Process Management 0.62
mtx-context     |
mtx-context     | main context file: C:/w32tex/share/texmf-dist/tex/context/base/context.mkiv
mtx-context     | current version: 2015.10.09 21:28

W32TeXでのを使っている.W32TeXを入れた直後はConTeXtのインストールがすんでいない状態なので,次をしておく必要がある.(deltexlsrの実行はお好みで.)

> installmk4
> deltexlsr

ソースはUTF-8で書かなければなりません(といいながら英語文書だと関係ないけど).コンパイルは

> cotext source.tex
とする.

とりあえず文書

簡単なソースはこんな感じ.

\starttext
  \startstandardmakeup
    \midaligned{Try \ConTeXt}
    \midaligned{by}
    \midaligned{abenori}
  \stopstandardmakeup

\section{Introduction}
This is a introduction of something.

\section{Notation}
We use the following notation.
\subsection{something I}
Let A be a something...
\stoptext

  • マークアップ言語.\から始まるのが命令となる.
  • 全体は\starttextと\stoptextで囲む.
  • 見出しをつけるための命令として\part / \chapter / \section / \subsection / \subsubsectionがある.番号が付かないのは\title / \subject / \subsubject / \subsubsubject.\titleが\chapterに対応する.
  • タイトルは自分で書く.上では\startstandardmakeup / \startstandardmakeup内でそれっぽいのを自分で出力している.*1
  • \start*** / \stop***という命令はよく現れる.*2
  • 引数は{}で囲まれるものと[]で囲まれるものがある.一般的には{}が文書の一部であり,[]は(上にはないが)命令に対する設定.

数式

インライン数式は$と$で囲む.ディスプレイ数式は\placeformulaをおいた後\startformula / \stopformulaで囲む.

We have $A = B$ and $B = C$, hence
\placeformula
\startformula
A = B = C
\stopformula

数式番号が勝手に付く.不要な場合は\placeformula[-]とする.複数行の数式を並べたい場合は\startmathalignment / \stopmathalignmentを使う,と思う.(いろいろなところの記述がまちまちで,推奨されているのがどれかわかりません…….)

\placeformula[-]
\startformula
\startmathalignment
\NC 3x + 2y \NC = 5\NR
\NC 7x + 5y \NC = 2\NR
\stopmathalignment
\stopformula

NCはnew column,NRはnew returnだそうです.*3調子に乗ってさらに続けると失敗します.その場合は,[n=???]として横の数を指定してやる.

\placeformula[-]
\startformula
\startmathalignment[n=3]
\NC 3x + 2y \NC = 5 \NC = v + w\NR
\NC 7x + 5y \NC = 2 \NC = v + 2w\NR
\stopmathalignment
\stopformula

こんなんもあるみたい.

\placeformula[-]
\startformula
\startmathalignment[m=2]
\NC 3x + 2y \NC = 5 \NC v + w \NC = 5\NR
\NC 7x + 5y \NC = 2 \NC v + 2w \NC = 2\NR
\stopmathalignment
\stopformula

さらにa + 3b = 5とか続けたい場合はm=3とする.n=と同時指定も可能.上の場合は(省略できるけど)n=2を指定するべきのようです.

LaTeXでおなじみの命令はだいたい使えるみたいなんですが,なぜか\X{abc}から{\X abc}に変わっている気がします.

${\mathbf X}$ % \mathbf{X}だとよくない
*1
\maketitleなんていう軟弱なものはないようである.
*2
LaTeXの環境に似ている
*3
LaTeXでは\NC = &,\NR = \\

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