2018年11月5日

ヘッダやフッタを装飾するように,\DeclarePageStyleを拡張した.拡張したけど,JLReqには特に記述がないので不要だったようだ…….一応残すとは思うけど.

\DeclarePageStyleの設定に,odd_head_formateven_head_formatodd_foot_formateven_foot_formatを追加した.内部では#1でヘッダやフッタの中身を参照できる.(例えば左に\leftmark,右に\thepageがでるような場合は,#1\leftmark\hfil\thepageというようになる.)また,ヘッダとフッタ自身の長さを,\jlreqyokoheadlength(ページスタイルの設定がyokoの場合)と\jlreqtateheadlength(ページスタイルの設定がtateの場合)で取得できるようにした.おそらくよくある(唯一の?)要求である,ヘッダに下線を引きたいというのは次で実現できる.

\DeclarePageStyle{pagestyle}{odd_head_format={\hss\underline{\makebox[\jlreqyokoheadlength][s]{#1}}\hss},...}

\underlineの中身はきちんと横幅がないと寂しいことになるので,\makeboxでボックスで包んでいます.(\hbox to \jlreqyokoheadlength{#1}でもよい.)下線の分横に伸びてOverfullするので,\hssで補正.

0 件のコメント:

コメントを投稿

コメントの追加にはサードパーティーCookieの許可が必要です