jlreq.clsの文字サイズ変更命令(\largeとか)に悩み中.とりあえずjarticleあたりにあったのを比だけ保っているのだが.これらのフォントサイズもクラスオプションとかで何か指定出来るようにしたいのだが,悩みが.
モデルが違う?
JLReqの文字サイズ指定方法は,基本版面で定められた文字サイズを基準として段階をつけた文字サイズを用意しておき,「この見出しには一段階大きい文字サイズを使う」などと指定する,というシンプルなもの.一方でLaTeXは,大きくなる方に関しては同じように考えているようだ.実際に\large,\Large,\LARGE……となるにつれ文字サイズは単純に1.2倍されていくし,名前の付け方も大きくなっていく感じしかしない.
逆に小さくなっていく方はどうも違うように見える.10pt指定の時に,\small,\footnotesize,\scriptsize,\tinyの順に9pt,8pt,7pt,5pt.6ptが挟まっていればまだ一つずつだろうかなんで思えたのだが.更に\footnotesizeや\scriptsizeはどうみても脚注に使うサイズ/添え字に使うサイズだろう.つまり,脚注に関してはJLReqと異なり「脚注に指定する文字サイズはこれ」という風に指定するわけだ.
\abovedisplayskipとかが難しい
\normalsize,\small,\footnotesizeだけは文字サイズと行間以外にもいくつかのパラメータをいじる.(これはこれらの命令がそういう場所で使われるであろうからなんだろう.というわけで,各種文字サイズ変更命令は使う場所が決まっているということになる.やはりJLReqとは考え方が違う.)このパラメータも決め方がよくわからない.\abovedisplayskipは\normalsizeでは文字サイズと同様の10pt,なので他の文字サイズでも\abovedisplayskipは文字サイズそのものと一致するのかと思いきや,\small(文字サイズ9pt)では8.5ptである.どういう基準で決めているわけ?
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