jlrq.clsをCTANにアップ.傍注の扱いを変更した.従来は\marginpar
をそのまま使っていたので,本文の外の余白に表示されていたのだが,パラメータなどを調整して本文の一部として扱うようにした.なお,\marginpar
を使うというのは変わっていない.つまり,今までは
柱 | |
本文 | 傍注 |
柱 | |
本文 | 傍注 |
\sidenote
は定義されないので,デフォルトでは\sidenote
は使えない.縦書きも同様で,今度は脚注(どちらにせよ\sidenote
で出力される)がレイアウトに考慮される.
ZRさんからの宿題の和文間隔,とりあえず\□
という命令(□は全角空白,U+3000)を使う,ということにした.JLReqによれば,区切り約物の後には和文間隔でスペースを入れる(3.1.6.a 注1)ので,
だろうか?\□ 何のために!\□ 私は、
というようにすればよい.LuaTeXの場合は単に
だろうか?□何のために!□私は、
でよいはず.ちなみに直後に終わり括弧類がくる場合は空きが入らない(3.1.6.a)ので,単に
私は、「うまい!」と思える
とすればよい.
[追記]JLREQとCSS(3)見ていてやっぱり和文間隔は消えることはないのではないかと思い直している.次でまた動きを変えるかも.
こっからはまだ悩み中.まず区切り約物自身を出力する\?とかを用意した.これだと
だろうか\? 何のために\! 私は、「うまい\! 」と思える
と入力できる.が,JLReqは区切り約物の後の全角空きは手動で入れるべきと言っているように思えるので,どうなんだろう.ちなみに文中の区切り約物は前後に四分空きを入れる(3.1.6.a 注3)のだが,その際は*付きにする,つまり
誰に見せるか\?* を考える
とする.こっちはよさそうなんだがなぁ.
上の空き挿入に関連して,\jaspace
という命令も定義してみた.\jaspace{zenkaku}
で全角空き,またnibuやshibuで二分空き,四分空きが入る.要するに\hspace
と変わらないんですが…….
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