セミナー.Gan-Gros-Prasad予想のU(n)×U(n+1)の場合.E/Fを数体の二次拡大,Vをn+1次元Hermite空間,W⊂Vをn次元部分空間でV=W⊕W⊥となるものとし,G=U(W)×U(V)⊃H=U(W)を考える.πをcuspidal automorphic representation πに対して,Pπ:π→CをPπ(φ)=∫H(F)\H(AF)φ(h)dhで定義する.これがいつ消えるかを知りたい.他のV′,W′をとってG′を同様に考えたとする.G′のcuspidal automorphic representation π′に対してπとπ′がnearly equivalentであるとは,有限個の素点をのぞきπとπ′が一致することである.ΠをπのResE/F(GLn×GLn+1)へのbase changeとし,L関数L(s,Π,St)を考える.
定理は次の通り.ある素点v1,v2が存在していて,πv1はsupercuspidal,πv2はtemperedであるとする.このときL(1/2,Π,St)≠0とあるπとnearly equivalentなπ′(およびW′)が存在しPπ′≠0は同値.条件としてさらに全ての無限素点でE/FはC/Rとならないという条件を課しておくと,これはZhangにより示されていたらしく,今回は仮定を弱めたということのようだ.Jacquet-Rallisのrelative trace formulaというのがあって,L関数の消滅をはかる量とPπ′の消滅をはかる量が一致する.このことから,問題はtransferの存在に帰結される.Zhangはtransferが存在することをEv/Fv≠C/Rを使って示していたけど,今回はそれより弱く「transferが存在する関数はdense」を示すことにしたそうだ.
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