2016年6月19日

PDFium

久しぶりにpdfiumをビルドしてみたら,以前のようなVisual Studioのソリューションファイルを生成するのがあまり推奨されない感じになっていた.いや,前回何したのかもあまり覚えていないけど.pdfiumdrawに組み込むために,とりあえずV8こみでビルドしたけどDLLができて嫌な感じな上に,そもそもDLLをおいても動かない.(pdfiumdraw自身が動かない.)どうせ使わないのでV8を外してビルドしてとりあえず動くようにはなった.pdfium.dllを作る方法とかはわからん……まぁなんか適当にいじればどうにかなるだろうか.

今のはninja(Google製のmakeみたいなやつ)を使ってビルドする.pdfiumのページにあるとおりに従うだけ.ただ,少しビルド設定をいじっておかないと駄目だったので

> gn args debug
として
treat_warnings_as_errors = false # エンコーディング関係で警告が出るので
host_cpu="x86" # 32bitビルド
pdf_enable_xfa = false # 使わないのでとりあえず外す
pdf_enable_v8 = false  # 使わないのでとりあえず外す
is_debug = true # デバッグ
enable_iterator_debugging = true # デバッグ
is_component_build = false
としてからビルドでデバッグバージョン.デバッグじゃない方は
treat_warnings_as_errors = false # エンコーディング関係で警告が出るので
host_cpu="x86" # 32bitビルド
pdf_enable_xfa = false # 使わないのでとりあえず外す
pdf_enable_v8 = false  # 使わないのでとりあえず外す
is_debug = false # デバッグ
enable_iterator_debugging = false # デバッグ
とした.

リンクする形で使っているのだけど,.libを全部ぶち込んでも解決できず……仕方ないので.objを直接リンクするという風にした.pdfium_test.exeのビルドもそんな感じになっているから,まぁそれでいいんじゃないかと.

Visual Studioのソリューションファイルを作るには

> gn gen debug --ide=vs
とすれば良いらしい.

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