進群の法表現において,既約admissible表現がsupercuspidal(既約admissibleからの誘導の部分商にならない)こととcuspidal(放物型誘導の部分にならない)かつcocuspidal(というかは知らないが……放物型誘導の商にならない)が同値,とVignerasに指摘された.分類定理の帰結だが,例えば極大放物型部分群の既約表現からの誘導が高々長さ2であることからも従う.といってもこの事実も分類定理を使わないとならない.色々な見方があるとは思うが,既約表現の部分既約表現の「正則度」がにあまり依らないことが効いているようだ.実際には超特異表現の部分はわからないが,「それ以外」の部分は殆ど決まってしまう.というか議論は逆で,この性質のためにchange of weightと読んでいる定理が使えて,既約性が示される.
超特異表現の部分は統制できないし無視しているのだが,ある意味でルート系レベルで分けられるので,扱いが非常に簡単になる.と言うわけで,長さになることを非admissibleでも示せないかと思ったのだが,の正則度をコントロールできずに失敗.
ちなみにsupercuspidalとcuspidalかつcocuspidalとの同値性はもちろん標数でも正しいが,標数では正しくないらしい,
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