2015年10月20日

セミナー.GLnGL_n(F)とGLm(D)GL_m(D)の場合にJacquet-Langlands対応とmodulo \ellとの整合性.Q¯\bar{\mathbb{Q}}_\ell上の表現が群の作用で不変なZ¯\bar{\mathbb{Z}}_\ell格子を持つときentierといい,さらにそのときその格子をmod lしたものの半単純化をr(π)r_\ell(\pi)と書く.主定理は次の通り.π\pi_\ellをJacquet-Langlands対応としたとき(1) δ\deltaがentireとπ(δ)\pi_\ell(\delta)がentierは同値.(2) δ1,δ2\delta_1,\delta_2がentierならばr(δ1)=r(δ2)r_\ell(\delta_1) = r_\ell(\delta_2)r(π(δ1))=r(π(δ2))r_\ell(\pi_\ell(\delta_1)) = r_\ell(\pi_\ell(\delta_2))は同値.

指標みたいなのを使うと「mod \ellなJacquet-Langlands対応」(それそのものか知らないけど)の存在が示せ,これから同値の片方が出る.逆は数勘定をしていたように思える.表現τ\tauを固定し,mod \ellでそれと一致するものの数(up to 不分岐指標の捻り)をt(τ)t(\tau)と書くと,t(τ)=t(π(τ))t(\tau) = t(\pi_\ell(\tau))となることを示す.上からt(τ)t(π(τ))t(\tau)\le t(\pi_\ell(\tau))で.一方t(τ)t(\tau)をある程度具体的に書く式があって,それを使って逆の不等式を得ているように見えた.

来週はお休み.

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